空想。
たまに思う。
つらいことや人生の分岐点に立った時。
ぼくらは常にパラレルワールドの世界へ立っているのではないかと。
誰もが一度は耳にしたことがあるはずだ。
Wiki先生の言葉を借りると
パラレルワールドとは、ある世界(時空)から分岐し、それに並行して存在する別の世界(時空)を指す。
並行世界、並行宇宙、並行時空ともいう。
だそうだ。
ならば過去は多くの選択肢の中から自分がそれを選び、今の選択肢がある地点へ立つ訳だ。
とてもつらいことがあった時、
例えばずっと好きだった人に振られた時、
とても悲しみ、何故付き合えなかったのかと嘆く。
けれどもしかすると別の平行世界の自分はその人と付き合うことが出来たかもしれない。
平行世界が存在すると仮定したならば
平行世界のある数だけ自分が存在してもおかしくはないだろう。
そう考えたなら過去を選び今を選んでこうなっているのならどこかで他の世界の自分と交わり、今の世界へ自分が移動し、他の世界の自分が他へ移動していたとしてもおかしくはない。
パラレルワールドは過去にも現在にも存在し自分はその中から行きたい未来を選び、
選ばなかった未来へ他の自分が進んで行く。
なにが言いたいのかと言うと
つらいことや悲しいことがあった時、
平行世界の自分はその人と幸せになっていることを考えたら少しは気持ちが軽くならないだろうか。
そして有難いことに自分はほかの幸せが存在するとしても今居る自分の幸せしか感じることが出来ない。
なので他の平行世界の幸せは知ることが無い。
今の自分にとっては未知の世界。
それを人生の分岐点に置き換えてもそうだ。
その分岐点で選んだ選択で幸せになれたのならそれはラッキー。
もし悪いことがあったのなら他の平行世界で自分は幸せになっていると思い、気持ちを少し軽くする。
そして他の平行世界では自分の知らない幸せや辛さがあるように
今の自分の世界でも自分しか知れない幸せや辛さがある。
面白いとは思わないだろうか。
ありきたりな毎日を過ごしているようで自分は実はそのパラレルワールドの世界を移動して生きていたわけなのだから。
そしてこれからもそうなのだ。
そう考えたなら少しワクワクする。
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